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2020/08/06 04:52
まずは竹の間伐を行い、本数を減らしていきます。竹がたくさんあればタケノコもたくさん生えるという訳ではなく、適切な密度があります。 そして、歳のいった古い竹も切っていきます。 5歳までの竹からタケノコがよく生えると言われているためです。(先輩農家さんや教科書からの教え) 倒した竹はまずは放置 荒廃感がでてきました・・・ 竹の量が半端ないですが、コウセイが林業で鍛えた技を活かし、チェンソーを使ってまずはどんどん倒し進めます。(ノコギリでは歯が立たないレベル) 林が込み合っているため、空中で引っかかったままの竹には難儀します 倒した青竹の山 今後棚をつくるために一時積上げ 七夕の短冊掛けや竹ぼうき、スナップエンドを育てる際にはこの竹も重要アイテムとなりますがこれらをどんどん運び出します。(ヨウヘイもこのあたりから出張ります) 竹はチップやパウダー、ペレットに加工され土壌改良剤などとしても使われる優れた素材。阿波たけのこ農園でも、竹材の一部をチップ化し、コンポストとして土壌の改良をはかっています。 しかしながら、整備しはじめに出る大量の竹全てをこの処理を行いきれないため、特に枝の部分は焼き払います。 危ないので雨の日に少しずつ燃やしていきます。 草刈り機をつかい雑草などを刈り取り、地表を覆う葉っぱを取り除きます。 往来ルートの土を掘り、柵をいれて階段状の道をつけていきます。(コウセイ) この工程で、なんとかタケノコを生産する準備が整います。いままでの作業は全て下準備。 キレイになった竹やぶで、鳥たちも喜んでさえずってるんかな!? ↓ 整備を進めた竹やぶで、タケノコがどんどん生えてきています。 柔らかい赤土の土壌で育った、白く美しいたけのこを「筍姫」と呼び、みなさんに届けたいと思っています。 良いタケノコを作ることが、結果としていい竹やぶを整備していくことにつながっていくと思っています。 30年前に比べると、海外の安価なタケノコが広く普及したことでタケノコが一般的な食材になり、身近な存在になってきているように思います。 国産タケノコは高価やし、 料理するのにも手間がかかるかもしれない、でも、だからこそ他にはない味や体験や楽しみがあるはず。 タケノコ、そして「筍姫」の魅力を伝えていけるよう、ここからがスタートです! 大好きなばあちゃんの名前は里美。名前通りの人でした。ほんまこの美しい里を守っていきたいですね~(じいちゃんと一緒に見守っててね!) そんな思いもあり、竹やぶを「筍姫の里」と呼び、いろいろな体験もできるように考えていきます!落ち着いたらみなさまにもお越しいただきたいです、お楽しみに! 福井小学校の校歌で、歌いだしの「ふ~くい~のーわか~たけ~」というのがなんか好きでした。若竹って、タケノコもそうやけど、きっと下の世代、子どもたちのことをゆうてたんかな~とおっさんになって思います。 すんどる町はそれぞれですが、次の世代も着々と育ってます(^^) 若竹たちが、大きくなって竹やぶやりたいって言ってくれたら最高! そこを目指してがんばります(^^)竹の伐倒
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タケノコの生産
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